保険会社の提示額57万円から、弁護士のサポートにより4.7倍に増額した325万円の賠償額が認められた事例

車 対 車の事故。
高崎市在住の50代女性が青信号で交差点を直進していたところ、信号無視で交差点に進入した相手車両と衝突する事故に遭われました。
女性は頸椎捻挫（むち打ち）の症状で整形外科への通院を続けたものの、首の痛みなどの後遺症が残ってしまいました。
事故から半年ほど経った頃、相手の保険会社から示談金の提示がありましたが、納得できる内容ではなかったため当事務所へご相談に来所されました。

ご相談にいらっしゃった時点で相手方保険会社より賠償額が提示されておりましたが、ご本人から詳しくお話を伺ってみると後遺障害等級が認定される可能性があると思われました。そのため、すぐに交渉せず、まずは後遺障害の申請を行うこととなりました。
ご本人様より症状の聞き取りなど行い、後遺障害診断書の作成をアドバイスしました。その後遺障害の申請を行い、１回目は非該当との結果でしたので、異議申立を行いました。
その結果、認定が覆り、14級9号が認定されました。

等級認定後は裁判所基準に基づき賠償交渉を行いました。
主婦としての休業損害 は実通院日数である81日分がすべて認められ、約33万円を獲得しました。
また、入通院慰謝料・ 後遺障害逸失利益 ・ 後遺障害慰謝料 でも弁護士基準の金額が認められ、合計で325万円という賠償額を認めさせる事に成功しました。

ご依頼者様によると保険会社から後遺障害申請に関する話は無かったとの事で、最初の提示内容を受け入れてしまったなら、大変に低廉な金額での示談となってしまう所でした。
ご依頼後、1回目の後遺障害等級認定の申請では非該当となってしまったものの、理由を精査した上で異議申立を行ったところ、結果判断が覆り無事14級9号が認定されました。
ご依頼前と比べると5倍近くの金額に増額しましたので、ご依頼者様にも非常に喜んでいただき、大変良い結果を得ることができました。